旅行

ガソリンを究極的に安く給油する方法。燃料高騰による出費を回避!!(2019年2月更新)

更新日:

f:id:kisuke_blog:20180724213021p:plain

最近のガソリン価格の高騰は本当に勘弁してほしいです。かれこれ2008年頃からずっとガソリン価格は高い状態が続いています。

ガソリン価格が100円前後だった時代と比較すると、月1回の給油として、出費増加分が1000円から2000円/月程度…。

これが原因で生活に困窮することはありませんが、ボディーブローのようにじわじわと効いてきます。イタイ…。

安いガソリンを求めて彷徨うはネットの情報。しかしなかなか有益な情報は載っていません。燃費を良くする方法とかとの合わせ技で書いてある記事が多く、そもそもガソリンをどうやって安く入れるのかにまとめられている記事は多くありません。

そこで自分なりにガソリンを安く給油する方法について調査して、まとめました。

ガソリン価格の比較サイトとして最も有名なのは、『ガソリン価格比較サイト gogo.gs (ゴーゴージーエス)』だと思います。

このサイトは口コミによって全国のガソリンスタンドの情報を集めているので、全国の広い範囲をカバーできる一方で、口コミにムラがあり、1週間以上前の情報しか載っていない地域も少なくありません。

そこで、そもそもガソリン価格がどうやって決まるのかから知っておくことで、どのタイミングで、どのようなスタンドでガソリンを入れるべきなのかを判断できるようになる知識をまとめました。

最後にまとめがあるので、結論だけ知りたい方は一番下へお願いします!

ガソリンの価格を最終的に決めているのは、ガソリンスタンドだった!

街なかを走っているとおおよそのガソリン価格は決まっているものの、数円ずつですが、ガソリンスタンドによって価格が異なります。この数円を求めて私達は血眼で価格表示を見るのですが、実はこの価格を決めているのはガソリンスタンドの事業主なのです。

ガソリン価格が決まるまで

ご存知のように、ガソリンの原料となる原油は日本ではほとんど取れません。そのため日本国内を流通しているガソリンのほぼ100%は中東をはじめとする諸外国からの輸入となります。まずここで原油(輸入)価格がガソリン価格にのってきます

原油はそのまま車に注入できるガソリンとは異なるものです。原油からガソリンを取り出す”精製”処理をしなければなりません。この精製してガソリンを作るコストもガソリン価格に上乗せされています。

そして最後にできあがったガソリンはタンクローリーでガソリンスタンドに運ばれます。このとき、ガソリンスタンドが購入したガソリン価格に、ガソリンスタンドの利益分が上乗せされて最終的な販売価格になります。

f:id:kisuke_blog:20180727193918p:plain
 ということなので、こっちのスタンドの方が1円安い、というときは、そのガソリンの店主さんが、自分の利益を切って安くしているか、安くガソリンを仕入れるルートを持っているのです。

ガソリン価格の内訳からどれだけ安くなるのか知る

ガソリンが非常に安く買えた1990年代は100円/Lを切るスタンドも多くあった一方、最も高かった2014年頃には165円とかなり大きく変動しています。

このガソリン価格の変動分は、原油の生産地の政情不安や、原油戦略による減産が主な原因です。

ではそのような影響はガソリン価格のうちどれくらいを占めているのでしょう。

ガソリン1Lあたりの価格の内訳を見てみましょう(2018年8月現在)。

 

f:id:kisuke_blog:20180727193548p:plain

 

ガソリンにこんな莫大な税金がかかっているってご存知でしたか?

揮発油税というメインの税に加えて、石油石炭税(これって揮発油税とどうちがうんだ)、そして何に使われているのかわからない温暖化対策税まで取られています。

さらに、ガソリンにかかる消費税はこれらの税金に対してもかけられています。立派に二重税です。(改善される兆しはありませんが。)

とりあえず税金にこだわっていても仕方ないので、残りに目を向けてみます。

残る内訳のうち最も大きな部分を占めるのが原油コストです。

原油コストは文字通り外国から原油を輸入するためのコストです。中東の石油生産量や、世界経済の変動による石油消費量により大きく変動します。

精製マージン先程の説明の通り、原油をガソリンに精製、管理、備蓄してスタンドまで運搬する過程にかかるお金です。

流通マージンはガソリンスタンドの管理費と取り分です

この2つのガソリン価格に占める割合がこんなに少ないことに驚きではないでしょうか。

ガソリンスタンドが客を呼び込むために1円下げると自分の取り分の10%が失われてしまったりするのです。

f:id:kisuke_blog:20180718212646j:plain
 ということで、ここまでわかったところでどうやってガソリンを安く入れるかを考えていきます。 上で見てきたようにガソリンを安く入れるためには、

  • 流通マージン(スタンドの管理費と取り分)が少ないスタンドで入れる
  • 精製マージンが少ないガソリンを扱っているスタンドで入れる
  • そもそも原油価格が安いときに入れる 

という3つの方法しかないことがわかっています。

そこで、このそれぞれの方法で安くガソリンをいれるためのスタンドの見分け方を紹介していきます。

流通マージンが少ないガソリンスタンドの見分け方

ガソリンスタンドは結局会社ですから、利益を出さなければなりません。つまり利益を出せる計算がなければガソリン価格を下げられないのです。

スタンドは一人あたりからの取り分が少なくとも、多くの客に来てもらえれれば、利益は多くなります。

つまり、車の入りの多いスタンドは相対的に安くすることができるということで、このようなタイプのスタンドは、基本的に大型の国道沿いにあることが多いです。

大型の国道沿いにあるスタンドは、

  • 長距離を走るドライバーが多いため、ガソリンに対する需要が多い
  • そもそもガソリンスタンドを通る車の数が多い
  • 大量に給油するトラック等が多い
  • たくさんのガソリンを売ることでさらに安く仕入れられる

などの理由から、ガソリンの単価を下げることができます。

ポイント①:大型国道沿いのガソリンスタンドを狙う。

ただしこれには一つ注意しなければならないポイントがあります。

それは高速道路での給油は絶対NGだということです。

高速道路も大型道路で車通りも多いではないかと言いたいところですが、逆に高速道路は他のスタンドに逃げられる可能性がないため、非常に高額でガソリンが売られているのです。

2008年まではこのようなことがないように上限が設けられていたのですが、2008年にこの上限が撤廃されたため、現在は街なかのスタンド+10円程度の価格で推移しています。(本当、上限戻してくれよ〜〜)

ガソリンで利益の出す気のないガソリンスタンドを狙う。

先程と書いていることが矛盾していますよね。会社なのに利益を出す気がない。ありえへんやん。

答えを書いてしまえば、これは併設している大型ショッピングモールや大型ホームセンター等で利益を出しておいて、ガソリンスタンドは車で来る人を呼び込むためや、顧客に対するサービスとして提供している場合です。

具体的にこの戦略をとっているブランドとしては、AEONやCOSTOCO、コーナンなどがあります。(他にご存知の方教えてください笑)

これらの企業はお買い物をしてもらってナンボということで、ガソリンでの販売マージンはほとんどとっていないので、街なかに比べて5~10円安く入れる事ができます。

f:id:kisuke_blog:20180727212827p:plain

このような大型ショッピングモールはポイント①と異なり、郊外にあることが多いので、使い分けることができますね。

ポイント②:郊外の大型ショッピングモール等に併設されているガソリンスタンドを狙う。

 精製マージンが少ないガソリンスタンドの見分け方

少し長くなったので再度整理すると、精製マージンは原油からガソリンの精製、管理、備蓄、配送にかかる費用のことでした。

精製マージンが安いガソリンスタンドはどのようなところでしょうか。

まず外国から輸入された原油はフェリーで運ばれてくるので、海岸に到着して海岸に備蓄されます。原油やガソリンはもちろん可燃物ですので、そのまま人の少ない海岸で精製されます。

ということで、海岸近くのガソリンスタンドに運ぶのは、輸送費の観点から安上がりではないでしょうか。

もちろん海岸であればどこでも良いわけではなく、原油精製所が近くにあるような大型の工業用港が望ましいです。

もしくは、そこまで大きくなくても精製したガソリンが運ばれてくるような地方の主要港でも良いでしょう。

ポイント③:大型の港の近くにあるガソリンスタンドを狙う。

安くガソリンを仕入れているガソリンスタンド

ガソリンスタンドは売るためのガソリンを仕入れますが、もちろんどこも同じ価格で仕入れているわけではありません。ガソリン仕入先によって異なります。ですが、そのガソリンの仕入先はガソリンスタンドによって決まっている場合があるのをご存知でしょうか。

例えば、ENEOS, 出光, ESSO, Mobile, コスモ石油, 昭和シェル…などのブランドは、そのブランドを看板に利用して商売をして良い代わりに、ガソリンはそれらの親会社から基本的に購入する必要があります。(2015年ごろ公正取引委員会の指摘により、他のところからも一部購入できるように。)

このような親会社のことを『元売』といい、その下のスタンドを『元売系SS』といいます。

当然親分の利益を抜かれているので、そこまで安く仕入れることができません。

元売が配送してくれる配送料や、ブランド費を支払っている場合もあります。

そうすると、元売系で安くガソリンを売ることは非常に困難になります。

f:id:kisuke_blog:20180727214902p:plain

一方、有名元売の名前を使わずに、無名の自身のブランドだけで運営している無印スタンドや、イオンやコストコなどのプライベートブランドでやっているスタンドもあります。

こちらはブランド力がないため、客寄せは自分の力でやらなければなりませんが、仕入れ価格は安いところを自分で選べます。

配送にかかる費用を極力抑える工夫をしたり、ブランド費用が不要であることなどから安く売ることができます。

ポイント④:無名ブランドやプライベートブランドのガソリンスタンドを狙う。

なお、聞いたこともない名前のスタンドでガソリンを入れるのは少し怖いですが、月に何度か国のチェックを受けているので安心して大丈夫です。

原油市場からガソリン価格の安い時期を予測する

さて、最後の戦略です。見てきたように、ガソリン価格内訳のなかで、最も振れ幅が大きいのは原油価格そのものでした。しかし、これは世界情勢によって変動するもので、完璧に予測できたら大金持ちになれるくらいには難しいです。

そんな正確じゃなくてもいいから、一ヶ月後、一週間後を少しでも予測できたら、後一週間は持ちそうだから、給油は来週にしよう、とかできますよね。

半月後安くなりそうだから、今日は10Lだけ入れておこう、とかですね。

おおよそで良ければガソリン価格は予測できます。 まずは次のグラフを見てください。

f:id:kisuke_blog:20180727215631p:plain
 楽天証券が作成したグラフですが、このグラフから明らかなように、日本のガソリン価格は、NY原油価格を一ヶ月後に反映するのです。

この原因はNYで原油価格が決まって日本に輸送されてから届くまでに1ヶ月ほどかかるのが原因のようです。

つまり、下のグラフのように、NY原油価格を追っていれば、およそ1ヶ月先のガソリン価格の予想がつくことになります。

これくらいの精度でも予測がつけば、半分しか減ってないけど、早めにガソリンを入れておこうとか予測をつけられます。

 

f:id:kisuke_blog:20180727221456p:plain

 

ポイント⑤:NY原油価格を追うことで、最適なガソリンを入れるタイミングを図る。

なお、これについては、今後しっかりと検証記事を書こうと思います。

 まとめ

ここまで見てきた内容としては、ガソリンを安く入れるには、

  1. 流通マージン(スタンドの管理費と取り分)が少ないスタンドで入れる
  2. 精製マージンが少ないガソリンを扱っているスタンドで入れる
  3. そもそも原油価格が安いときに入れる 

の3つしかないことがわかりました。

そしてそれぞれを実践する方法として、

1. 流通マージンの安いスタンド

・大型国道沿いで車通りの多いガソリンスタンドを狙う

・郊外の大型ショッピングモール等に併設されているガソリンスタンドを狙う

  2. 精製マージンが少ないスタンド

・大型の港の近くにあるガソリンスタンドを狙う

・無名ブランドやプライベートブランドのガソリンスタンドを狙う

  3. 原油価格が安いときに入れるために

・1ヶ月前のNY原油価格の動向を見る

ということを書いてきました。

これで明日から実践できるかというと、これだけ考えるのはしんどいですよね。

ポイントとしては、ガソリンスタンド同士の価格関係はそんなに大きく変わらないということを知っておくとよいでしょう。

つまり、安く売る(多くの人に売る)という戦略をとっているスタンドは、基本的にどんな時も安く売ろうとするので、上の条件で探して一度見つけてしまえばそこに通えば良いんです。

NY原油価格はそういうわけにはいかないので、ちゃっかりお得になりたい人はしっかりチェックですね。

こんな長い文章を読んでくださってありがとうございました。

これからも役にたつ記事を書いていくので、応援よろしくおねがいします。

f:id:kisuke_blog:20180719232908p:plainヨロシクね

 

<参考資料>

最後に資源エネルギー庁の情報ページを載せておきます。

有用な情報がたくさんあるので、参考にしてください。

http://www.enecho.meti.go.jp/statistics/analysis/#d002

-旅行

Copyright© 悠々ブログ , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.