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カビキラーの有効成分と効果的な放置時間は?水回りのカビを完全に撃退するために抑えるべきポイント!

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日々の掃除の中でも手を焼くのが、水回りの掃除ではないでしょうか。

水まわりの3大敵と言えば、黒カビ、赤カビ、ぬめりですよね。これらの掃除に最もよく使われるのがカビキラーでしょう。

強力な殺菌成分と漂白成分でカビやぬめりをキレイに落としてくれるカビキラーですが、正しく使用しないと危険を伴いますし、カビも効果的に除去できません。

良く使うものだからこそ、知っておきたいカビキラーの有効成分と、効果的にカビを落とす方法についてを知っておいてください。

カビキラーの有効成分は、次亜塩素酸ナトリウムと…?

カビキラーに含まれる成分の中で、カビの殺菌に最も効果を発揮するのが次亜塩素酸ナトリウムです。次亜塩素酸ナトリウムは、ハイターなどの漂白剤にも使用されている成分で、超強力な殺菌力を持つ成分です。

ハイターといえば漂白剤なので、カビキラーはカビを脱色しているだけで、実際に殺菌はできていないという説明を書かれることもありますが、違います。次亜塩素酸ナトリウムの殺菌力は国立衛生研究所でも認められ、病院での殺菌に多用されています。カビに対しても殺菌力を持つことが確認されており、アメリカでは炭疽菌という、カビよりも強い抵抗力を持つ菌の殺菌にも用いられています。

もちろん次亜塩素酸ナトリウムは漂白作用も持っており、黒カビを殺菌したあとに残る色素を落とすことで、心理的にも良い効果を得られるようになっています。

強力な助っ人として、水酸化ナトリウムも添加されている

次亜塩素酸ナトリウムは強力な殺菌作用、漂白作用を持つ成分でありながら、非常に安価に製造することができるため、非常に良く使用されていますが、弱点もあります。それは、酸性条件にすると塩素ガスという猛毒ガスを発生してしまうことで、そういうことにならないよう市販のカビキラーには水酸化ナトリウムを添加してアルカリ性に保っています。

もともと次亜塩素酸ナトリウムの安定化用に入れざるを得ない水酸化ナトリウムですが、このアルカリ性次亜塩素酸ナトリウムの相乗効果によってカビの殺菌力がさらに向上しているのです。

カビはピンチになると、殻のようなものに籠りますが、耐えようとする性質がありますが、この相乗効果があればそんな耐性を持ったカビ菌も殺菌することができます。

有効成分を壁に長く留めるために界面活性剤が添加されている

今ではもう当たり前ですが、カビキラーを噴射すると泡のようになって壁に長時間とどまり、カビを除去します。この泡を作るために必須なのが界面活性剤と呼ばれる成分で、食器用洗剤と同じような成分です。

殺菌、漂白を担う次亜塩素酸ナトリウム次亜塩素酸ナトリウムを安定化させ、相乗効果によってさらに強力な殺菌力を形成する水酸化ナトリウム、壁に長く有効成分を留める界面活性剤の3成分によってカビキラーは効果を発揮しているのです。

カビキラーを効果的に使用する方法

カビキラーで効果的にカビを落としたいなら知っておきたいことが3つあります。それは、カビキラーを行う前の前処理、そして使用する際の温度、それから放置する時間です。

いくらカビキラーと言えども内部に潜むカビまで殺せない。

カビキラーを使えばカビを殺菌することが可能です。しかし、これはあくまでもきちんとカビキラーが掛かっていれば、の話で当然ですが石鹸カスなどの中に入り込んだカビなどカビキラーが届かない部分のカビは殺すことができません。

そこで大切なのが、カビキラーを掛ける前に普通の洗剤とスポンジでしっかり手で擦って、物理的な汚れを落としておくことなのです。普通の洗剤というのは、ルックのような通常のお風呂洗浄用の洗剤です。

これらの洗剤を付けて、こすり洗いしておくことでカビが隠れられる物理的な汚れを落とすことができます。

この時に注意しなければならないのは、クレンザーのようなクレンジング剤が入った洗剤を使用しないことです。クレンジング剤入のものは、プラスチックで出来た壁等の柔らかい部分に細かな傷を付け、かえってそこがカビの格好の住処になってしまうのです。

殺菌力を倍増させる決め手は温度

カビを殺菌するメインの成分は、ご説明したように次亜塩素酸ナトリウムです。次亜塩素酸ナトリウムは、カビの細胞の中に入り込み、DNAを損傷させることで増殖できなくして死に至らしめます。このDNAを損傷させる過程において、温度が高いほど速やかに効果が発揮されるのです。

温度が高いというと60℃とかをイメージしてしまいますが、違います。ここで言うのは、10℃よりも20℃の方が、20℃よりも30℃の方が良いということです。たかが10℃と思いますが、化学の世界における10℃差は極めて大きなものです。

次亜塩素酸ナトリウムの場合、温度を10℃上げることで、殺菌力が2倍になるというようなデータもありますので、カビキラーをふりかける前にまず熱めのシャワーで壁などを温めることが良いでしょう。

逆に言うと、冬場の方が夏場よりもカビキラーの効きが悪いので、長く置く必要があります。

カビキラーを掛けたあとの適切な放置時間

言ってしまえば、長くおいておけばおいておくほど、カビキラーの殺菌効果が発揮され、カビが除去しやすくなります。その一方で、そんなに暇じゃないというのもありますし、また長時間カビキラーを掛けて放置するとプラスチックが傷むという問題も起こり得るので、必要最低限の時間で完全にカビを除去することが望ましいと言えます。

様々な文献がありますが、30〜60分放置しておくのが良いようです。それくらいの時間放置しておけば、ほとんどのカビ菌を除菌することができます。

適切な商品を選ぶことで、最大の効果を得る

カビキラーにもたくさん種類があり、使い分けることで最大の効果を引き出すことが出来ます。

これは最もスタンダードなタイプで、これ一本あればある程度対応することができます。特に壁や排水口などに有用です。

一つ注意点としては、カビを退治できるのは基本的に直接掛けたところだけです。壁で上の方に掛けておいて、下の方まで落ちていけば壁全面を除菌できそうな感じがしますが、実際には濃度が薄くなっているのできちんと殺菌できません。

壁が気になるのなら、基本的に全面掛けたほうがきっちり除菌できます。カビは残すと、そこからすぐに増殖するので、しっかり抑えて置きたいところです。

大掃除等で完全にカビを除去したいとき

中身としては上で紹介したスタンダードなものと変わりありません。 電動で液を噴射することができるので、風呂場全体のカビをスッキリさせたいときに最適です。

ゴムパッキンの隙間や、段差になっているところのカビに

ゴムパッキンのしつこいカビや段差になっていて普通のカビキラーが留まりにくい場所には、以下の製品がおすすめです。

この製品は粘度が非常に高い液体をペン式で塗っていくタイプなので、長時間留まってカビを除菌することができます。普通のカビキラーでは流れ落ちてしまったり、弾いてしまうゴムパッキンの周囲や、段差になっていてなかなか浸透しないところにはこの製品を用いることで非常にキレイにすることができます。

この製品のメリットを最大限活かすには、塗ってから2−3時間おいておくのが良いでしょう。休日の朝に塗って、昼頃流すと、ゴムパッキンが見違えるようにキレイになります。

まとめ

カビキラーは清掃において外すことが出来ない必須アイテムですが、正しい使用法を知ることで、その効果を最大限引き出すことができます。

カビキラーを上手に使って、ピカピカな水回りを実現しましょう。

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